先日Twitterで知ったフィドル(ヴァイオリン)のプラグイン音源がとてもよかったのでご紹介いたします。
フィドル(Fiddle)とは?
クラシック音楽で使用される場合は
ヴァイオリン(Violin)、
カントリー・ミュージック・ブルーグラスやアイルランド音楽(アイリッシュ・ケルト)などの民俗音楽(民族音楽)で使用される場合は、
フィドル(Fiddle)と呼ばれます。
カントリーミュージックについても軽く触れておきます。
カントリー・ミュージックとは
アメリカ合衆国南部で1920年代に発祥したとされる音楽のジャンル。
ハリウッドの映画産業やブロードウェイ・ミュージカルの舞台音楽の影響によりカウボーイや西部劇(西部開拓時代)のイメージが強いが、発祥及び中心は西部(ウエスタン)ではなく、南部であり、21世紀に入ってからもアメリカの伝統的な音楽として根強い人気のあるジャンルです。
関連ジャンル
- ブルーグラス
- アイリッシュ
- ケルト
- フォーク
など
カントリーミュージックで使用される頻度が高い楽器
- アコースティックギター
- フィドル(ヴァイオリン)
- バンジョー
- マンドリン
- ピアノ
- オルガン
- ドブロギター
- スティールギター
- ペダルスティールギター
- エレキギター
- エレキベース
- ダブルベース(コントラバス)
- ドラム
- ハーモニカ
など
Indiginus The Fiddleを見ていきましょう!
Indiginus The Fiddle
シンプルなUIなので下のWalkthroughムービーを見ればだいたいの操作は分かると思います。
以下公式サイトより
イントロプライス59ドル (税込65ドル)
ダウンロードデータ容量800MB私たちがThe Fiddleで目指したのは、ブルーグラスのソロを演奏した後、
その直後に何の設定も変えずにしかも自動ハーモニー付きで、甘いメロディや繊細なバック・パートをリアルタイムで演奏できる楽器を作ることでした。
私たちは、それをThe Fiddleで実現できたと信じています。
さあ、あなたもバーチャルな弓を弾いてみませんか?*このライブラリが正しく動作するには、Kontakt 5またはKontakt 6のフルリテールバージョン(Kontakt 5.8.1以上)が必要です。Kontakt Playerではご利用いただけません。
- 素早く反応するリアルレガートに、ボウチェンジとポルタメントのトランジションを搭載。
- グレースノート、トリル、スタッカート、トレモロの各アーティキュレーションは、キースイッチ、キーベロシティ、またはその両方でトリガーできます。
- オートハーモニー。
- ビブラートとノンビブラートのサンプルを収録。
- サスティンはループまたはナチュラルを選択可能。
- ソーイングパートのためのリピートパターンジェネレータ。
Indiginus The FiddleのKONTAKT内のメイン画面です!
- 緑色
Repititions Key Switches
Repititions(刻み)パターンの選択キー - 赤色
Articulations Key Switches
アーティキュレーションの選択キー - 紫色
Portamento(Legato) Key Switches
ポルタメント(レガート)キー - 青色
Playing Zone
演奏の音程
Indiginus The FiddleのKONTAKT内の設定画面です!
キースイッチまたはベロシティでアーティキュレーションを割り当てることが可能です。
アーティキュレーションのサンプルです。
フレーズの終止音のみ各アーティキュレーションを割り当てています。
各キースイッチ(上の画像の赤い鍵盤)のデフォルトの
アーティキュレーション割り当て
C1 :Tremoro(0:01~)
C#1:Scoop(0:06~)
D1 :Staccato(0:11~)
D#1:Legato(0:16~)
E1 :Harmony(0:21~)
F1 :Grace Note Up(0:26~)
F#1 :Grace Note Down(0:31~)
G1 :Trill Up(0:36~)
G#1:Grace Note Slide Up(0:41~)
A1 :Trill Down(0:46~)
A#1:Grace Note Slide Down(0:51~)
B1 :Repetitions(0:56~)
ポップスやディスコ系でもよく使われるFallやクラシック系のアーティキュレーション(Spiccato、Pizzicatoなど)はありませんがあとはいい感じ。
今回はこちらのIndiginus The Fiddleを実際に使って
軽快で陽気なカントリーミュージックのBGMを作成しましたので聞いてみてください!
『Road Trip』
購入はこちら!!
FiddleのトラックのMIDIデータはこんな感じ!
※B1より下の音程は実音ではなくアーティキュレーションです。
0:01~0:14
0:28~0:41
比較対象になってきそうなソロヴァイオリン音源も一応上げておきます。
- Embertone / JOSHUA BELL VIOLIN
25000円前後 - NATIVE INSTRUMENTS / STRADIVARI VIOLIN
26800円前後 - SPITFIRE / SOLO VIOLIN
12400円前後 - VirHarmonic / Bohemian Violin
25000円前後
(※Kontakt 5またはKontakt 6のフルリテールバージョン(Kontakt 5.8.1以上)が必要です。)
YouTubeチャンネル登録はコチラ!!
Twitterもお気軽にフォローしてくださいね!!
ではまた~!!
※スマホ閲覧時はオレンジ色の【Play on SoundCloud】と書かれたボタンの下の【Listen in browser】を押すと試聴できます!!
~ 楽曲制作のご依頼・お見積もり・ご相談等、お気軽にお問合せください!! ~
【読者登録はこちらから!!】