【 SOSOUSO BLOG 】

作曲家・編曲家 TERAMURA SOがDAW・DTM、音楽機材、DIY等についてゆるく書くブログ

画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明
 
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明

CUBASE PRO10.5良かった新機能&移行で大変だった事!

>>> 筆者の楽曲が聴けるSpotify Playlistはこちら <<<

f:id:teramuraso:20201112221225p:plain

f:id:teramuraso:20200815220934j:plain

CUBASE PRO10.5へアップグレード

ちわ!テラムラだよ!!

DAWソフト(音楽制作ソフト)は、
以前よりCUBASEを使用しており、CUBASE PRO9.5からアップデートしてなかったのですが
サマーセールの時期で40%オフということでCUBASE PRO9.5からCUBASE PRO10.5へアップグレードしてみました。
実際に使用してみて新機能の中で良かった事、移行で大変だった事を書きます。
(※今回CUBASE PRO9.5からのアップデートなのでこの記事にはCUBASE PRO10とCUBASE PRO10.5の新機能が含まれます)
 
最初の画面はモノトーンの落ち着いた雰囲気になりましたね!
【CUBASE PRO9.5】
f:id:teramuraso:20200812112842p:plain
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【CUBASE PRO10.5】
f:id:teramuraso:20200812112849p:plain
 

今回移行で大変だった事!

 

1. プラグインコレクションが移行できなかった

 
今回アップデートにあたって
・キーボードショートカット(キーコマンド)

・プロジェクトテンプレート

・コードパッドテンプレート

・プラグインコレクション
(使用頻度の高いプラグインやお気に入りのプラグインなどをピックアップしてオリジナルのフォルダに保存できる機能)

などを移行しようとしてました。

 

キーボードショートカット・プロジェクトテンプレートについては過去にも何度か移行したことがあったのでサクッと完了!!

 キーボードショートカットの移行方法はこちら

そこまで終わってからどうやら
【プロファイルマネージャー】
という機能があるらしいことを知りましたw
それで全部移行できるっぽいってことになりプロファイルマネージャーを使った移行に初挑戦!!
作業自体はスムーズに終わったのですが、
しかしなぜかプラグインコレクションだけが移行できていない。
丸1日色々調べて試してみてもできず。。。


悩んでるより手を動かした方が早いという結論になり、
結局200以上あるプラグインコレクションをちまちまひとつずつ作り直しました。。。

f:id:teramuraso:20200812210922p:plain

(※プロファイルマネージャーでプラグインコレクションが移行できなかった理由はわからず。。。もしわかる方いたら教えてくださいw)

 

2. テンプレに入れてたMODO BASSのスライドが効かなくなった

BASS音源MODO BASSでスライドできなくなっていました。

 

これは単にMIDIコントローラー設定が移行できていなかったことが原因でした。

デフォルトではMIDIコントロールのCC65は表示されないのでMIDIコントローラー設定を開いてCC65(Porta On/Off)を『隠す項目』から『表示』側に『<<<』のボタンで移動させて『OK』ボタンを押した後、Porta OnのMIDI情報を書けばすんなり解決です。

 

f:id:teramuraso:20200812214417p:plain

 

新機能で良かった事!

EQ / スペクトラルカーブ比較

f:id:teramuraso:20200812113310g:plain

サードパーティー製のプラグインでこういった機能は以前からありましたが標準装備のEQで見れるようになったのは便利だと思います。
ミックス時、各パートの周波数帯域をうまく住み分けることが重要ですがこのチャンネル EQ に新しく加わった比較モードは、被っている帯域を視覚的に判別できる強力なツールです。
比較したいトラックをルーティングすると、スペクトラルカーブを重ねて表示。 正確かつ効率的に EQ を調整することができます。
 

MixConsole チャンネルカラー

トラック数が膨大な数になるとどれがどれかわからなくなる場合がありますw(サンプル貼りまくってる時とか。ちゃんとパートごとにフォルダトラックで分けましょう!)

Cubase 10.5 では MixConsole のカラー機能を拡張。
各チャンネル背景の色分けが可能になり、視認性が大幅に向上しました。(色の濃さも好みで設定可能)
 
【MixConsole チャンネルカラー設定前】
f:id:teramuraso:20200812112805p:plain
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

【MixConsole チャンネルカラー設定後】

f:id:teramuraso:20200812112759p:plain

設定は簡単!

『環境設定』→『ユーザーインターフェース』→『トラックおよびMixConsoleチャンネルのカラー』で下の画像の赤枠内(MixConsoleチャンネル)にチェックし『適用』するだけです。

f:id:teramuraso:20200812112814p:plain

 

MixConsole スナップショット

f:id:teramuraso:20200813140419j:plain

MixConsole 設定のすべての状態を記録(スナップショット)し、一覧表示、あとから呼び出せるようにします。(最大10件)

MIX違いなどを比較する時も便利。
各スナップショットにノート(メモ)を追加できます。

 

プロジェクトからトラック読み込み

『あ~あの時あの曲で使ったあのシンセの音、今回の曲のイントロにもハマりそう!』とかって良くありますよね。

トラックファイルに保存していれば呼び出せますがトラックファイルに保存していないときはこの機能で簡単に呼び出せます。(気に入った音色・設定はガンガン保存しておきましょう!)

プロジェクト同士のデータ交換や、新しいプロジェクトのテンプレート作成がこれまでよりさらに簡単になりました。
グループ・FX ・フォルダートラックなど多くのトラックタイプの読み込みに対応。
また読み込むトラック属性も詳細に設定できます。
たとえば気に入ったドラムミックスを複数のプロジェクトで使いたい場合も簡単です。

【9.5の読み込み画面】

f:id:teramuraso:20200812113034p:plain

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

【10.5の読み込み画面】

f:id:teramuraso:20200812112826p:plain

 

VariAudio3 MIDIリファレンス

ボーカルのピッチ補正に大活躍のVariAudio3。
その編集ツールが統合され操作性がUPしたのももちろんですが僕が一番うれしかったのがこちら。

MIDIトラックをリファレンスとしてボーカルの音程の後ろに表示できるようになりました。
インスペクタの「MIDIリファレンスなし」と書かれているところをクリックすると、リファレンスとして使えるMIDIトラックのリストが表示されます。
(画像がわかりづらくてゴメン。。。)

f:id:teramuraso:20200812112949p:plain

まとめ

CUBASE PRO10.5新機能いかがでしたでしょうか!?

ますます便利に進化してゆくCUBASE PRO!!

新機能しっかり使いこなして良い曲たくさん作りましょう!!

 

 

YouTubeチャンネル登録はコチラ!!

Twitterもお気軽にフォローしてくださいね!!

ではまた~!!

 
※スマホ閲覧時はオレンジ色の【Play on SoundCloud】と書かれたボタンの下の【Listen in browser】を押すと試聴できます!!

~ 楽曲制作のご依頼・お見積もり・ご相談等、お気軽にお問合せください!! ~

【読者登録はこちらから!!】