【 SOSOUSO BLOG 】

作曲家・編曲家 TERAMURA SOがDAW・DTM、音楽機材、DIY等についてゆるく書くブログ

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RME Fireface UFX Ⅱ導入レビュー!!【オーディオインターフェイス】

>>> 筆者の楽曲が聴けるSpotify Playlistはこちら <<<

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ちはテラムラだよ!!

 

新しいオーディオインターフェイスRME Fireface UFX IIを導入しました。

オーディオインターフェイスとは名前の通りパソコンにオーディオデータ(音)を入出力させるための機材です。

 

これまではRME社のFireface800という2004年発売のモデルを愛用しておりました。
バンド時代のデモやプリプロはほぼコレで録ってたし、中古で購入して10年近くも使ってたのかな。
PCとの接続はFirewire800とFirewire400が使えて、僕はFirewire800接続で使用してました。

 

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Fireface 800 - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]

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2月下旬のある朝、インターフェイスの電源が勝手に切れていて(※基本的に入れっぱなし)そのあとスイッチを入れ直してもウンともスンとも言わず。

修理も検討しましたが古い機種ということもあり買い替えすることに。

 

今回購入を検討していたオーディオインターフェース機種

※個人的な主観の感想です。

 

・RME Babyface Pro FS

12イン/12アウト 24bit/192kHzサポート USBバスパワー対応
プロフェッショナル・オーディオインターフェイス
2020年1月発売

Babyface Proは周りの作家さんでも使ってる方が何人かいて音の評判も良く、さらにBabyface FSに進化し音質UPということで当初はこれを買おうと思ってた。
だけどどこも入荷待ちでした。ちなみに宇多田ヒカルも使っているらしい。
あと今の作業デスクの配置だと最適な置き場所が思いつかなくてこれまで通り1Uが良いかなぁと。
USB2.0接続

 

 ・RME Fireface UCX

 

18イン/18アウト 24bit/192kHzサポート
USB&FireWire オーディオインターフェイス
2012年3月発売
ハーフラック・サイズのボディに、192kHzでの動作をサポートした18イン/18アウトもの豊富なオーディオ・チャンネル、高性能デジタル制御プリアンプ、最新鋭のAD/DAコンバーターなどを凝縮したコンパクトなハイエンド・オーディオ・インターフェイス。
コスパに優れた人気機種!!

Fireface800を購入した時もハーフラックサイズのFirefaca400とかなり迷ったんですが、
個人的にはハーフラックサイズより1Uラックであってほしいという謎のこだわりがあります。笑
UCXより後発のUFXの方が音質が良いというレビューをいくつか見ました。
Firewire400接続・USB2.0接続

 

・RME Fireface 802

30イン/30アウト 192kHzサポート
ハイエンド USB&FireWire オーディオ・インターフェイス
2014年6月発売

長年愛用していたFireface800の後継機種です。
フロントパネルのデザインがあまり好きではなかったけど機能的には十分な内容で良さそう。

4chマイクプリアンプは、Octamic IIの系譜のサウンド

Firewire400接続・Firewire800接続・USB2.0接続

※ Fireface 802には、FireWire 400ならびに800の2種類のポートが搭載されておりますが、内部は全てFireWire 400規格にて動作。
(FireWire 800ポートは、Thunderboltへの変換時などに便利にお使いいただくことができます。)とのこと。

 

・RME Fireface UFX II

30イン/30アウト 192kHz対応 フラッグシップUSBオーディオ・インターフェイス
2017年4月発売

フロントパネルカッコいい!!トータル的に良さげ!!
USB2.0接続

 

・RME Fireface UFX +

MADI搭載、94イン/94アウト 24bit/192kHz対応
フラッグシップ USB & Thunderbolt オーディオ・インターフェイス&レコーダー
2016年10月発売

USB 3.0に加え、RME初のThunderbolt対応となるインターフェイス。
12ch(アナログ)+16ch(ADAT)+2ch(AES)+64ch(MADI)の合計94chの入出力に対応し、自在にコントロール可能。
入力した信号を直接USBメモリなどに録音できる「DURec」にも対応し、最大76chの録音が可能。
機材をなるべく少なくしたいライブレコーディングにも適しているという。
AD/DAコンバータを一新するとともに、アナログ回路も全面的に最適化し、S/NとTHDが向上。ヘッドフォン出力も刷新し、出力を向上している。

上に同じくフロントパネルカッコいい!!
94イン/94アウトが必要かどうか。。。
USB3.0 接続・Thunderbolt 接続

 

・UNIVERSAL AUDIO APOLLO TWIN X QUAD

2019年10月発売

Universal Audio社の60年以上に渡るオーディオクラフトマンシップの伝統に基づいて設計・生産された10イン/6アウトのオーディオインターフェイス。
UADプラグインが使えるのが魅力的、ルックスもおしゃれでGOOD!!
Thunderboltカードを別途購入が必要だがWindows+UAD製品のThunderbolt接続の安定性はあまり評判が良くなかった。
MACユーザーだったらこれかAPOLLOシリーズの1Uラックにしてたかも。
Thunderbolt接続

 

・Antelope Audio Discrete 8 Synergy Core

2019年7月発売

コンソールグレードのディスクリート・マイクプリアンプを8基搭載、
トップマスタークロックメーカーとして世界中の商業スタジオで使われている
Antelope Audio社のオーディオインターフェース。
音は良さげ(近所ですぐ音聴けるところがなかった)だけどソフトウェアのデザインがいまいち。 
USB2.0 接続・Thunderbolt 接続

 

ということで諸々考慮した結果、
・RME Fireface 802

・RME Fireface UFX II

・RME Fireface UFX +

の3機種に絞りました。

 

 Firefaceシリーズ UFX+ / UFX II / 802 比較

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価格的には
802 < UFXⅡ < UFX+

でそれぞれの差が4~5万円といった感じでした。

そしてSynthax Japanのサイトで比較していると目からウロコな情報が!?!?

 

Fireface UFX+ - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン] より引用

実は、規格に厳格に設計・製造されたオーディオ・インターフェイスでは、USB3やThunderboltはレイテンシーや音質には何ら影響を与えません。オーディオ・インターフェイスがUSB3/Thunderboltを採用する唯一のメリットは、多チャンネルを扱えるその広い帯域にあります。Fireface UFX+はThunderboltおよびUSB3を採用することによる真のメリットを正しく活用するオーディオ・インターフェイスです。

実は、規格に厳格に設計・製造されたオーディオ・インターフェイスでは、USB3やThunderboltはレイテンシーや音質には何ら影響を与えません。オーディオ・インターフェイスがUSB3/Thunderboltを採用する唯一のメリットは、多チャンネルを扱えるその広い帯域にあります。

と書かれてます。

 

また下のFireface UFX+・Fireface UFXⅡ・Fireface 802
比較
動画でも

0:46
『(3機種の)レイテンシーとパフォーマンスは完全に一致します』

2:07
『UFXⅡとコンピューターやIOS機器との接続はUSB2.0のみとなりますがRMEのUSB接続性能はFireWireより優れておりFireWire機器自体が減っているので問題ありません。』と言及されています。

なんで今までわざわざFirewire800接続使ってたんだろうと思ったよね。。。笑



こちらの記事も非常にわかりやすいですので興味あるかたは是非読んでみてください。

結論だけ書くと

オーディオ信号は映像などよりもデータ量が少ないので、(RMEの高い技術で)ドライバーが最適化されていればUSB2.0 でも USB3.0 でも Firewire でも Thunderbolt でも速度は変わらない(レイテンシや音質には関係ない)

ThunderboltやUSB3.0のメリットは多チャンネルを安定して送受信できること(MADI搭載のUFX+)。

 

というわけで多チャンネル同時録音する予定はないのでFireface UFXⅡに決定しました!!

 

※ちなみにRME Fireface800が故障してRME Fireface UFX IIを導入するまでの間は下の記事でも書いたサブ用のSteinberg UR22mkⅡで作業してました。

 

 TotalMix FXについて

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RME製品はTotalMix FXというミキサーソフトで音量やルーティングを管理できるんですが自由度がかなり高い分、操作に慣れが必要で特に初心者や初めて触る方は
予期せぬ爆音
を出してしまい耳や機材にダメージを与えてしまう可能性がありますので要注意!!
(過去に3回ぐらいやってます。。。)

1段目が
オーディオインターフェイスからの入力信号を受け取る
『Hardware Inputs』

2段目が
パソコンからの再生信号を受け取る
『Software Playback』

3段目が
オーディオインターフェイスの出力先となる
『Hardware Outputs』

という構成になっています。

最初に音を出す前にTotalMix内3段中2・3段目は全トラックのフェーダーをゼロにしてからスタートしたほうが良いです。Snapshots Mix1~Mix8に8種類ミキサーの状態を設定できるんですがそこを切り替えるときも要注意!!

 

 

 

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Fireface UFX II - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]

 

RME Fireface UFX II 開封&梱包物

さてさて前置きが長くなってしまいましたが

いざ開封!!

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スタイリッシュなデザインの箱ですw

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電源ケーブル・接地アダプター、オプティカルケーブル、USBケーブルが付属します。

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保証書、RME Fireface UFX II セットアップガイド、RME Fireface UFX II 日本語ユーザーガイド、DIGICheck 日本語ユーザーガイド、ドライバーCD、ステッカー!!

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RME Fireface UFX II の音質

気になる音質についてです。
セッティング後、iTunesでよく聴く曲を何曲か流して確認し、その後制作途中だった曲を早速1曲ミックスしました。


実際に使用してまだ数日ですが
個人的な体感としては

これまで慣れ親しんだFireface800と比較して

・よりクリアで切れの良い音になった

・高域から低域まで正確に聞き取りやすくなった

・特にキック・サブベース・ベースの鳴っている低域が把握しやすくなった

といったところです。

 

電源ケーブルやスピーカーケーブルでも色々調整できると思うので今後試していきたいと思います。

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